▼護符・霊符・お守りの違いについて、この記事のポイント
護符と霊符は呼び方が違うだけで同じものです。護符・霊符とお守りの最大の違いは、護符・霊符はあなたの願いを叶えるためだけに存在するもの。お守りは万人向けに大量生産されたものである点です。

護符とは

将来生じるかもしれない災厄を予防するために、呪力を帯びたものとして身に着けられる小さな物。

霊符とは

霊験あらたかなおふだ。お守り。護符。

お守りとは

神仏の加護により魔除けや厄災除け、あるいは幸運を招く目的で身に着けるもの。

護符も霊符もお守りも目的は同じ

今でこそ神社で売られているお守りは万人向けに大量生産されたものですが、古代においては神職にある人やシャーマン(霊能者の一種)が特定の個人の願いを叶えるために作っていたのではないかと想像します。

古代から中世、近代へと時代が進んで人口が増えて、神社に訪れる人が増えたために、個別に作ることができなくなり、だんだんと現在のようなまとめて生産というやり方にになってきたんでしょうね。

一方の護符や霊符は昔ながらの「個人の願いを叶えるために」作られているということでしょう。

あなたが本気で自分の願いを叶えたいとき、万人向けに作られた「神社のお守り」と、あなたのお願いを叶えるためだけに作られた「護符・霊符」と、どちらを選びますか?

護符・霊符の発祥

護符・霊符がいつ、どこで、どのように発祥したのかは定かではありません。

なぜなら、ヒトが文明(文字)を持つ以前から存在していたと思われるからです。

文字がまだない時代には人体や動植物を象ったもの、宝石、装飾品などに霊能者が念を込めて、お守りとしていたのではないでしょうか。

記録として確認できるものとしては、日本で護符・霊符が作られたのは平安時代に、陰陽寮(今でいう総務省的な役所)が作られたころ、陰陽師によって作成されたのが最初ではないかと考えられています。

※陰陽師とは、簡単にいうと「占い師+祈祷師」的な存在。平安時代には陰陽寮という国の機関に所属する役人だったので、名誉ある職業だったと思われます。

しかし4~5世紀くらい(大和朝廷ができた頃くらい)には中国から漢字が伝わっているので、陰陽師が生まれるもっと前から護符は作られていたと思います。

いや、もっと前の時代、邪馬台国の卑弥呼の時代にも護符・霊符的なものは絶対あったと思います。

卑弥呼自身がシャーマンでしたからね。

ちなみに中国で歴史書に護符が登場するのは漢の時代(紀元前150年頃)ですので、なんと2000年以上前から、護符は存在していたということです。

護符・霊符の作成方法

陰陽師が作成する護符

護符・霊符は白に紙に黒や赤で文字や図、文字+図が書かれています。

護符は自作することもできるのですが、効果を発揮する護符を自作できるようになるまでには、時間がかかり、修練も必要です。

護符を自分で作る方法、効果のある護符を作成する手順については別の記事でお伝えします。

ここでは、護符作成のプロである陰陽師と巫女がどのように護符を作成しているかを紹介します。

陰陽師が作成する護符として有名なのが「かなえや」です。

「かなえや」では陰陽師の系譜を持つ椿先生が一人一人の願いに応じて護符を直筆作成します。

ただ作成するだけでなく、依頼者と依頼内容によって最良の作成日を決定し、その日に作成します。

したがって、注文したからといって、すぐに届くわけではありません。

そして椿先生自身、最高の効果を発揮する護符を作成するための修行を続けているそうです。

すでに何万枚も作成してきて、日本有数の護符作成能力者だと思いますが、それでもさらに上を目指しているということですね。

巫女が作成する護符

もうひとつ、護符作成で有名なのが「ご祈念堂」です。こちらは巫女霊能者である茉莉花先生が直筆作成されます。

陰陽師が国の行く末を占い、良い方向に導く祈祷師で会ったのに対し、巫女は日本の神に仕える女性。神様のアシスタント的存在でした。

神様の意思を伝える存在でもありました。

茉莉花先生巫女家系で神職の修行を積んできた方。

そんな茉莉花先生が祈念専用の神聖な道場で1枚、1枚作成してくれます。

護符・霊符を作る人はどんなことを願っている?

護符・霊符はあなただけの願いを叶えるために作成するものです。

ですから、願いの数は、依頼する人の数だけ千差万別です。

ここでは、護符・霊符を作成したいという人が、いったいどのような願いを実現したいのか、一例を紹介します。

●心願成就系
・物事が上手く運ぶようにしたい
・家が富み栄えるようにしたい
・夢を実現させたい
・持っている目的を達成させたい

●金運系
・貯金を増やしたい
・ギャンブルに強くなりたい
・大金をつかむチャンスが欲しい
・お金の回りを良くしたい

● 恋愛系
・ 数多くの異性からモテたい
・ 片思いの相手と相思相愛になりたい
・ 恋人と復縁したい
・ 恋愛を結婚へつなげたい
・ 恋のライバルに勝ちたい
・ 略奪したい
・ 相手の浮気を止めさせたい
・ 仲直りしたい
・ 元の関係に戻りたい
・ 相手からもう一度好かれたい

● 商売繁盛系
・ 新規事業を成功させたい
・ 独立起業を成功させたい
・ 会社を上場させたい
・ お客さまを引き付けたい
・ 事業を発展させたい
・ 良い社員に恵まれたい
・ 企画・アイデアが出せる人間になりたい

● 人間関係系
・ 親友が欲しい
・ 人付き合いがうまくなりたい
・ 多くの人に信頼されたい
・ 注目される人間になりたい
・ 子供がいじめられているのをやめさせたい

● 自己啓発系
・ 決断力をつけたい
・ 器の大きな人間になりたい
・ 性格を明るくしたい
・ 魅力的な人になりたい
・ 会話上手になりたい

● 家内安全系
・ 家庭内の災難をなくしたい
・ 家庭内の争いをなくしたい
・ 家族全員が事件・事故に巻き込まれないようにしたい

● 魔除け・厄除け系
・ 不運を断ち切りたい
・ 天災にあわないようにしたい
・ 悪人を近くによせつけたくない

● 運気上昇系
・ 借金の取り立てから逃れたい
・ すべての不幸を断ち切りたい
・ 会社で出世したい

● 受験系
・ 目指す学校の入試試験に合格したい
・ 学業の成績をあげたい
・ 狙った資格試験に合格したい

などなど、護符に込める願いはまさに千差万別。

中には「○○と××の縁が切れますように」と実名入りで護符を作る人もいるとか。

護符はあなたの幸せになることをサポートしてくれる存在です。